<ドイツ温泉裸事情>1〜5 おりんぴあさんの投稿より

(1)

ども、おりんぴあです。

 さて、この前のチャットで話題になった欧州・ドイツの温泉裸ネタですが、御挨拶も兼ねて自分が入ってきたドイツの温泉について御紹介していきます。

 ドイツの温泉というかサウナ・温水プール・普通のプール等が一緒になった日本の健康ランドみたいなものがほとんどのドイツの街にはあります。2時間を最低限とする入場料を支払って中に入ると、水温の違う屋外(冬は閉鎖)・屋内プールと温度の違うサウナ、そして水蒸気のサウナ(スチームサウナ)にシャワーというのが基本的なセットでしょうか。
 
 しかし、基本的に最も異なるのは次の点です。
・プールは原則的に水着着用
・サウナは原則的に水着を脱いで全裸で男女の区別がない。

 水着エリアが全くなくて更衣室から裸という例外的なプールや、女性専用時間や専用をエリアを設けたサウナもありますが、原則的にはこうだと考えてください。
 従ってサウナエリアは裸の男女がウロウロするというかなりすさまじい光景が展開されてます。サウナに入る前はバスローブやバスタオルを巻いている方(特に女性)も多いですが、入る前にバスローブを脱いだり、一旦サウナの中に入ればそのタオルを取って汗が落ちるところに敷いて肌がサウナに直接当たらないようにするのがマナーです(そうしないと周りの方から注意されます)。つまり温泉紹介のテレビであるような「軍艦巻」の方はいらっしゃいません。
 このドイツのサウナが原則混浴で裸という理由は、次のような観点に基づくものです。
・夫婦・カップルが行動の基本ユニットだから、男女別れて行動するのはイヤ
・「裸」=「セックス」ではない。「裸」≠「セックス」である。従って裸で 混浴でも問題はない。
・汗や水でぬれた水着を着てサウナやプールに入るのは、ビチャビチャして気持ち悪いし、また出た後そのぬれた水着を着ていたら体温が下がって健康(カゼ)を害する。
・軍艦巻きでサウナに入ると、滴った汗でサウナの中の木が傷むからそれを防止するため。

 で、サウナエリアにも体を冷やす冷水のプールや大きな温水プールを設けているところも珍しくありません。こうなってくると何十人の裸の人が行き来するという相当シュールな(笑)光景が展開されます。

 次からは、自分が入ってみたそういうドイツの温泉を紹介していきます。どの程度のペースになるかわかりませんが、読んでいただければ幸いです。
 そのうちこの地下室で夏にツアーでも組みますか(爆)?>▲猫さん
 
 ではでは。

(2)

さて、前回の続きです。

Thermen am Europa ?Center(テルメ・アム・オイロパー・センター)
( http://www.thermen-berlin.de/ ) *ただしドイツ語でかかれてます。

ベルリンの中心部、ツォー駅のすぐそばにあるこの温泉というかプールは、ビルの谷間にある施設です。なぜか向かい側のオフィスから丸見えなんですが、そんなことは誰も気にしていません(笑)。
 受付でタオルとサンダル、バスローブを借りて(有料です)更衣室で着替えて屋上がプールとサウナ施設です。中央に屋外とつながっているプール、そして屋内に2つから3つのサウナ、そしてスチームサウナがあります。その他はシャワーとサウナのあとの水風呂2〜3箇所。屋外は日光浴の場所とサウナが2から3あります。そこそこ広いかな?
 で、ここは混浴で水着禁止のところです。サウナであろうとプールであろうと更衣室で水着を脱いだらあとはバスタオルを巻くかバスローブです。プールの中は当然全裸でございます(^_^;)。でもとても気持ちはいいですよ。
 難点なのは、食堂があるのですがちょっと高めな点です。ですから水や食料を持って入った方がいいかも。でもビールは食堂でサウナ上がりに一杯てのはこたえられません(^^)v
 入場料は1時間9.20ユーロ(1ユーロ約130円)。1日券17.90ユーロ。その他女性が喜びそうなエステや、マッサージ、牛乳風呂等の美肌モノもそろってますので、そういう意味でもここの女性会員にはお勧めなんでしょうかね。ただ、その手のモノは金額がちょっと張りますが(^_^;)。

 ではでは。

(3)

遅くなりました。第3弾です。

Taunus Therme(Bad homburg)
(タヌウス・テルメ(バード・ホンブルグ)
(http://www.taunus-therme.de/
*ここのページの"English"のところをクリックしてください。
 英語サイトとなります。

 フランクフルトからS5と呼ばれるSバーン(近郊電車)に乗り、
30分ほど走った田園風景が広がるフランクフルト郊外のBad Hombur
gという街にこの温泉はあります。街の中心部にあるKurhauseとは
別の建物なので要注意。
 この温泉というかプールは1階が更衣室と着衣のプールゾーン、
2階が裸のサウナゾーンとなってます。1階のプールゾーンは家族
連れが結構いて結構広く、日本のプールとそんなに変わりはありま
せん。
 2階は女性専用のサウナゾーンもありますが、サウナの種類も限
られてますしパートナーの男性と一緒に行動するには不便なので混
浴のサウナゾーンにも結構女性がいます。2階入り口のところがロ
ッカーみたいになってますから、1階から上がってきて水着を取り
ここで全裸になります。
 この2階には穴倉風の日焼けサロンを兼ねた休憩室と静かな休憩
室があります。私が後者の方に行ったときは結構きれいな女性が一
糸まとわずで寝てました(笑)。それと簡単なレストランエリアが
あって広々としているのが特徴。その奥に広がる日光浴エリアも芝
生がきれいでお勧めです。サウナも3〜4あり、体を冷やすための
水プールも広くていい感じですね。
 ただ、ちょっと難点なのが、和風というか日本風サウナをうたっ
ているのに、中華とというかか韓国風のテイストが入っていて戸惑
うこと。たとえば柱とか屋根の作りはどうみても中国風。日本人か
らしてみればかなり違和感を感じるのが、まぁ御愛嬌といった感じ
なんでしょう。ヨーロッパの人の東洋に対するイメージといったら
こんなもんなのかなとも思いましたが。

 ではでは。

第4弾です。

Therme Erding(Muenchen)
(テルメ・エルディング(ミュンヘン))
(http://www.therme-erding.de/englisch/index01.html
*英語サイトとなります。さらに詳しい情報はドイツ語サイトへ

 ミュンヘンからS6のSバーン(近郊電車)に乗り、終点のひとつ
前の駅、Altenerdingという駅で降りて歩いて10分くらいのとこ
ろにこのプールというか温泉施設はあります。駅から少し歩きます。
夜も明かりが道に煌々と照らされていて問題はありません。駐車場
もかなり広くて車で来ている人も多いです。

 ここの特徴はやたら広い!多分、屋外の庭の部分等を含めると東
京ドームくらいはあるのではないかなぁといった感じです。平屋建
てで、半分が着衣のゾーン、半分がサウナもある混浴の全裸ゾーン
です。客層はいろいろでカップルや友人、仕事帰りに来ている職場
の男女混成の仲間みたいな人も多く、日本のプールとそんなに変わ
りはありません。ま、それが裸でサウナ入ったりするからちょっと
凄いのですが(笑)。
 まず受付で時計というか磁気仕掛けの腕時計みたいなモノを腕に
巻かれます。これで更衣室の鍵や中でのビールやサンドイッチ等飲
食物の購入の記録が入れられて出口で清算というシステムになって
います。つまり財布を持ってウロウロする必要がないわけで、こう
いう点でも先進の技術が駆使されているところがドイツらしい。
 更衣室に入って着替えてシャワーを浴びて裸のゾーンに入るとま
ぁそれは裸天国です(笑)。サウナの数もヒーリングサウナや屋外
のサウナ等々豊富ですし、そして熱さまし用の冷たい水プールから
温水プールが屋外と屋内に配置してあります。また日光浴のための
芝生や裸で散歩できる緑豊かな庭園があって、野球場が1面くらい
取れる広さは想像を絶するものがあります。そこをタオルを巻いた
り巻かなかったりした男女が行きかうのですからちょっと笑えます
が。
 あ、そうそうサウナエリアは2時間〜3時間おきにサウナの神様
に祈りするという儀式というか簡単なセレモニーがあり、サウナの
出入りを締め切ってやたら熱くします。サウナのスタッフが祝詞と
思しきセリフを上げてサウナを加熱していくのですが、みんなクソ
マジメな顔してひいふう言いながら汗流している図は結構シュール
です。チャンスがあれば試してみればどうでしょう。サウナの各部
屋の入り口にチョークで書いてあります

 難点はこのSバーンの電車の間隔がちょっと開いているとことで
しょうか?このあたりはもうミュンヘンの郊外といった感じで、東
京の多摩の郊外に似ていて、私鉄でちょっと電車が来ないなぁとい
った感じといえばわかるかな?ま、レンタカー借りて車で行けば問
題ないでしょうね。

 ではでは。

最終稿第5弾です。

Volksbad(Muenchen)
(フォルクスバード(ミュンヘン))
*HPはない模様

 18番の市電に乗り、ドイツ博物館前というなんのひねりもない
(笑)電停で降りるとドイツ博物館とイザール川が目の前にありま
す。その川を渡って閑静な佇まいのまるで博物館みたいな落ち着い
た建物がこのVolksbadです。直訳すると「大衆浴場」-判り易く言
えば公共プールみたいなものです。入り口も落ち着いていてカウン
ターがちょっと奥まったところにあって中のチケット売りの人に声
をかけづらいのですが、勇気を出してチケットを買いましょう。2
時間が最小のユニットだったと思います。

 で、2階にあがり更衣室ですが、なぜかここは男女の別がありま
せん。すなわち、ここでは覗きプレーは不可能というわけです(苦
笑)。私が最初行ったときは隣の少し太めの女性がいきなり下着を
脱ぎ始めたので、ちょっとびっくりしました。サウナやプールでな
らば混浴にある程度慣れていたのですが、まさか更衣室まで男女同
じとは予想だにしてませんでした。でもミュンヘンでは他のプール
でも所々こういうところもあるので、別に珍しくはないようです。
 さて、1階に下りてサウナエリアに行く前にシャワーゾーンがあ
りますからここでシャワーを浴びてサウナゾーンへ突入です。サウ
ナは灼熱の地獄からちょっと熱いまで3段階に別れています。あ、
そうそう、サンダルがないとサウナの床が熱くて猫じゃ猫じゃ踊り
をミュンヘンの地で踊ってしまうことになるので(笑)、かならず
サンダルを持っていきましょう。タオル同様レンタルのシステムは
ないです。
 中央部には少し大きめの温水プール、そしてその周りにサウナか
ら出た後の冷水プール、そしてスチームサウナというあっさりした
構成になってます。そんなに広くはないですが、落ち着きがあって
私はこのVolksbadは好きです。
 さらに奥へ進むと椅子とテーブルが置いてある休憩スペースと個
室のスタイルになっている休憩用の小部屋がたくさんあります。こ
こでサウナのあと休憩している人も多いのだと思いますが、私は使
ったことありません。あと、この休憩用の小部屋は天井がないので、
妖しげなことはできませんのでご注意を(苦笑)。声が漏れて絶対
スタッフが飛んでくると思います。
 この先にはマグネットの鍵(サウナ利用者には渡されるプールへ
の鍵。プールのみ利用者はサウナへは行けない。この辺はテルメ・
エルディングと同じカラクリ)で開けるドアを越して、通常の屋内
プールがあります。ここは水着が必要です。子供が遊んでいたり、
肥満傾向にあるオジサマ・オバサマ方がダイエットのために黙々と
泳いだり水中ウォーキングしたりと、日本の公共プールと同じ光景
があります。ただ、違うのはとても静かで落ち着いた雰囲気がある
のと、その隣が混浴のサウナだというシュールな点でしょうか(苦
笑)。

 私が最初行ったときは日曜日だったのですが、プールやサウナに
入っている最中に雨が降ってきて、とても混み始めました。サウナ
は座る場所がなくて、3人で小声でおしゃべりしているかわいい女
子高生の隣に座らせてもらいました。天国へ行ったような気分でし
た(爆)。
 ミュンヘン在住の方曰く「あまり娯楽のない街だからねぇ。そう
いう所しか行く場所がなくて混んできたのかもね」。でも入り口近
くにあるオープンテラスのレストランの味とビールは秀逸。ぜひ味
わってみてください。


 さて、牛の涎のごとく(^_^;)書いてきたこのドイツ温泉裸事情で
すが、これで終わりです。今まで私の酷い文章をお読みいただきあ
りがとうございました。

            (完)


おりんぴあ@どなたか一緒に行きたい人いませんかぁ〜(^_^;)

 

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1) 投稿日 : 2004年2月26日<木>01時09分